Microsoft MVP GlobalSummitに参加してきました

Seattle, Belleview, Redmondで開かれたMicrosoft MVP GlobalSummitに参加してきました。世界中から約2000人のMVPが参加してMicrosoft の本社キャンパスの中で様々な最新情報などをキャッチできるイベントです。

Microsoft MVPでなければ参加できない海外イベントで内容も完全にNDA。ということでわたしの憧れのイベントでした。いつか参加したい、そのためには英語もできなきゃいけないし、MVPにもならないといけないし…と、参加するための準備は何年もかかりました。参加の資格を持ってからも家庭との兼ね合いで参加を2回見送り…、そういってる間にMVPの維持が時間的に非常に厳しくなってきてしまったこともあり、これが最後のチャンスかもと思って参加してきました。

私の英語学習のモチベーション維持にも相当役立ちました。

海外自体はもう何回目か覚えていないくらいで、移動、ホテル、食事などではもう基本的に何も不自由を感じない程度にはなりました。今回の旅でこの辺りは特に問題なかったです。レストランのメニューを見てもよくわからなくて困るのは今回もでしたが、それは言語の問題だけでもないので改善は半ば諦め気味です。

技術セッションに関してはスピーカーが喋っていることを聞くのはかなりの割合で大丈夫になってきました。相当人依存ではあるのですが、今回聞き取りに相当の困難を感じたのは1人だけでした。話を聞きながら同時にスライドを読むことも少しづつできるようになってきたのが今回はとても良かったです。

インドの方の英語はかなり苦手なのですが、今回はインドのスピーカーの方の中でもかなり発音に違いがある事を感じました。聞きやすい人は聞きやすいなと。発音の聞きやすさと内容の良さにも相関関係があるように感じました。やっぱり、ゆっくりしっかりしゃべるには内容もきちんとしてないとダメですからね。

また、いくつかのセッションではむしろスピーカーが聞き手にまわり、参加者があれこれと意見をいう…というか、製品に関しての文句を言いまくるセッションがあったり、皆んなで意見を出し合ってディスカッションするようなセッションがありました。みんながあまりにも過激に発言しまくるのでかなりのカルチャーショックを受けました。

私は新参者なので大人しくしてましたが、こういう場で強く自分の意見を表現する事が必要だし、英語でのコミュニケーションでここまでできるようにならないと「海外で働く」レベルじゃないなと感じました。

また、今回は受付で、ショップのバウチャーをもらえないというちょっとしたトラブルがありまして…

  • 受付でバウチャーをもらえなかった。(その時はそもそも存在を知らなかった)
  • メールで「受付にあるよ!取りに来てね。でもショップではバウチャーなくても得点受けられるから心配しないでね」と連絡をもらう
  • 翌日受付に行って、事情をつたえたが、いらないからいいでしょ的な反応
  • でも、一応お願いして探してもらうも見つからない
  • なくても大丈夫と改めて言われる。
  • ショップにいってみたらゲートがあってそこを通るにはバウチャーが必要だと言われる
  • メールを見せたりしながら「自分が無くしたんじゃないし、メールでも受付でも必要ないって言われた。イベント参加者だってことはこのパスを見ればわかるでしょ(MVPはみんな首からパスを下げてる)」と、食い下がるも、「You need pass. 」と言われて通してくれない
  • メールで事情を再度伝える。
  • 「まだ受付にあるよ!」と返事がくる。
  • 受付で受け取る。(Great!って言ってた…)

内容自体は大したことないし、なされた対応自体に不満があるわけではないのですが、一連のことで「何かトラブルが起きた時の対処」のための英語ってのはとても難しいんだなと実感しました。

それぞれの場面で交わされている言葉はきちんとわかるし、自分も受け答えできてるのですが、単に言われたことを素直に受け取ってこなすだけではダメで、「交渉」したり、時には「主張」しなければいけなくて、それをきちんと英語でやるのは相当に難しいなと体感しました。今回はある意味では、これが1番勉強になったかもしれないです。そう考えると良かったなと。

そして、やっぱりネイティブ同士の会話は全然わからないですね。今回もそこは全然ダメでした。ネイティブ同士の日常会話がわかるようになるってのは、どうすればいいんですかね…。時間効率を考えるとそこは捨ててもいいような気もしますが…。


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